ホテル客室清掃責任者というお仕事

とあるホテルに客室清掃責任者として常駐しています。毎日クソみたいに忙しいです。お暇を誰か下さい。

過炭酸ナトリウム、その他色々便利なもの。

1.過炭酸ナトリウム

以前、シャワーカーテンの匂いでこんな記事を書いた。

 

hotelsekininsya.hatenablog.com

 

で、コメント欄でエリーさんという方に過炭酸ナトリウムを勧められたのだが、効果はわかっているが使い勝手が悪過ぎるので使えないと返答した。でも作ってすぐ使う限りは効果は絶大だ。

 

暮らしの過炭酸ナトリウム 500G

暮らしの過炭酸ナトリウム 500G

 

 

効果として確かめたのは、主に①アンモニア臭やシャワーカーテンなどの悪臭退治、②枕などに付着した血痕落とし、の二つであるがいずれも効果は絶大であった。過炭酸ナトリウムのメリットは処理後に匂いが残らない事。ブリーチなどの次亜塩素酸系漂白剤だとあのカルキ臭がどうしても多少残ってしまい気になるところだが、過炭酸ナトリウムならその心配は全くの不要。

 

しかしながら、十分な効果を発揮させるには前述したとおり作ってすぐ使う必要があり、作り置きは出来ない。過炭酸ナトリウムはお湯や水などに溶かすと、炭酸ナトリウムと過酸化水素に分解する。この過酸化水素の酸化力により消臭やシミ取りなどに効果を発揮するわけなのだが、過酸化水素は放置すると酸素と水素に分解してしまうから放置できない、というわけだ。これは作ってみたらすぐわかる。大量の過炭酸ナトリウムをお湯で溶かしてペットボトルに入れて蓋をしたら1分も経たずに爆発してびしょ濡れになった経験があるw

 

そういう欠点はあるものの、クエン酸重曹、あるいはその他の消臭剤系のものでも取れないような悪臭に対処したいような場合には非常に役立つとは思う。なお、血痕落としの場合は過炭酸ナトリウム以外はあり得ないと言いたくなるほど効果があります。ちなみに血痕落としにはブリーチなどは効果ありません。

 

なお、ほとんど大抵の場合は普通に清掃するだけで、匂いも取れるしシミも取れるので過炭酸ナトリウムなど使う必要はない。だから使うときは劇的な効果を求められる場合に限るという使い方をするのが正解。従って、説明書に書いてある分量の何倍もの濃さで使うべきである。ただしガス抜きを忘れずに。

 

2.ウェーブハンディワイパー  

ユニチャーム ウェーブ ハンディワイパー 本体セット×3個

ユニチャーム ウェーブ ハンディワイパー 本体セット×3個

 

なんでわざわざ3個セットを紹介するのかというとAmazon商品紹介で貼ろうとする時にちゃんと本体写真が出たのはこれだけだからである。ともかく、多くの人がこれに類するようなハンディモップを使用されていることかと思うので今更ここで取り上げてもどうかなぁとも思ったが、意外に知らない人もいるかもしれないと思ったのであえて上げてみた。

 

こうしたハンディモップが優れるのは特に手が入らないような隙間のホコリ取りなどである。特にウェーブのハンディワイパーだと1センチ程度の隙間でも埃を取ることができるので重宝している。これと似たような商品は他社からも出てるとは思うが、意外にもプロ用資器材としての商品はないみたいなのが不思議。プロはそんな細かいことは気にしないのかな ?

 

3.マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロスと言っても色々あるが、ここで取り上げたいのは例えばこんなの。

 

 

保水性・吸水性が高くそれ自体の洗浄性能も高いので、ガラスや鏡の拭き掃除ならこれ一発で乾拭きなしで行けてしまう。昔に比べると結構安くなってきたように思うので是非持っておきたいものである。とにかく表面に水滴を残さないので拭き掃除が楽しくなること請け合い。

 

4.軍手

 

ミタニ 軍手 日本一DX 1ダース

ミタニ 軍手 日本一DX 1ダース

 

 は?と思われた方も多いかもしれない。いやこれね、もしそういう清掃箇所があるならばこれ以上便利なものはないよーという意味での紹介。例えば、実際そういう目的で用具を探すとこんな商品などがあったりする。

 

 そう、ブラインド掃除。でも軍手の方がはるかに簡単なんだよねw あんまり汚れすぎのブラインドだと困るけど、ささっとやるには軍手が簡単。通常のブラインドクリーナーだとブラインドを挟むところで合わせるのに手間取ったりするけど、軍手ならそんな面倒もありません。作業時、手近に掃除機を置いておくと軍手掃除しながら出来るので便利だよ。

 

というわけで、ちょこっと思い出しただけの便利用品を四つほど紹介してみた。清掃資器材なんて家庭用から業務用まで本当に腐るほどあるけど、馬鹿と鋏は使いよう、みたいな部分もあって実際に使えるってことが重要。皆さんも何か便利なものがあったら是非私にご教示くださいまし〜☆

メイド作業時間は一室何分くらい?

最近は訳あって、ほとんどメイドばっかりやってるんだが、どーしても作業時間がこれ以上早くならない。うちのホテルでは基準時間というのが一応あって、一室40分平均ということになっているのだが、どーしてもこの40分より早くならないのだ。

 

応援要員として入っていた頃から数えると、多分ざっと10年くらいは経験あるのに、そりゃずっとやってたわけではないけど、とにかくそれなりの経験者ではあるはずなのに、どーしてもこの40分を上回る目処が立たない。私よりずっと早い人はいくらでもいるのにね。最も速い人は一室平均20分でやってしまう。もっとも、その人たちが相当の手抜きをしていることは知っている。人手不足の上に安い賃金しか払っていないという現実があるので、そうした手抜きは容認する他ない。とは言え、40分かかる私からするといくら手抜きしても20分など絶対に無理だ。あれやこれや思いつく限りギリギリの、チェッカーを騙せる程度の手抜きを全部やったとしても30分を切ることすら不可能だ。

 

ちなみに、今のホテルの清掃のやり方というのは、一室につき、部屋の扉を開けるのはチェッカーだが、そこから先の清掃はいわゆる剥がしからタオルやらアメニティのセットまで含めて全てを一人でやるというスタイルになっている。で清掃後チェッカーのチェックを経て完了ということになる。世の中にはいろんなホテル客室清掃のスタイルがあって、剥がし担当を置いているところや、アメニティセットをチェッカーがする、あるいは2名以上で仕上げる、など様々なスタイルがあると思うけど、私の耳にした範囲内の話ではあるが、私のいう一室一人清掃がどうやら業界では最も普通のスタイルらしい。とは言え、ホテルそのものの仕様がホテルごとに違うから、単純な比較はできないわけだけど。求める品質や、あるいは清掃のやり方など様々な違いもあるだろう。

 

ともかく、どーやっても40分を切ることが出来ない。結論的に言えば、原因はわかってて、私は基本的に動きが遅いのだ(笑)。ゴミ箱にゴミ袋をセットするという単純な一つの作業ですら明らかに遅い。他の作業の早い人の動きを見てるとほんとそれがよくわかる。超絶速い人の作業ぶりを見てて、早回しを見ているとしか思えなかったこともある。多分、動きの効率で言えば他の人とそんなに大差ないと思うが、個々の動きそのものが遅いので太刀打ちできないのである。もうほんと嫌になる、要するに私、メイドには全く不向きなのだ。そうとしか思えない。

 

もちろん、ほとんど手抜きせずにミスなど皆無の状態で(一応責任者だからねw)平均40分だから、全くの設計仕様通りというわけで何の問題もないのではあるが、自分的にはガッカリだ・・・とほほ。

 

今回なんでこんなこと書いてるかっていうと、ぼーっとユーチューブ見てたら、私のホテルなんかより数段クラスが上のホテルの客室清掃が紹介されてて、しかも全然広くて清掃箇所も多いのに、たったの5分しかオーバーしない、つまり一室45分と言うのでびっくりしたからだ。細かい部分で違いがあるのだとは思うが、私もまだまだ修行が足りないのだなぁとつくづく思う次第なのであったw

 

 

 

トイレットペーパーの三角折りは将来なくなる?

こんな記事がヤフーで配信されていた。

headlines.yahoo.co.jp

 

いずれ記事リンク先が読めなくなると思われるので、下記に要点を示す。

 

  • あるツイッターユーザーが病院のトイレで見かけた張り紙について写真付きで投稿した。
  • その張り紙には、「患者さんへお願い トイレットペーパーを三角折にしないでください 用を足した後の手を洗う前に、トイレットペーパーを折ると、便中や尿中(感染している場合)の細菌などの微生物が付着し、細菌感染する可能性が高くなることがあります」とあった。
  • 清掃業界では手洗い洗剤で有名なサラヤが取材に対し「ふん便やおう吐物に接する場所であるトイレでは、感染症が起こりやすいです。ふん便など用を済ませた手によって、トイレットペーパーを親切心から三角折りする事は、かえって、手から汚染を広げてしまう可能性があります」と回答。またノロウィルスについてトイレが感染源と推定される場合があり「細菌やウイルス等の病原微生物は非常に小さくて人の目では見ることができません。いくらトイレがきれいに見えていても病原微生物が潜んでいる可能性があります」と注意喚起。

さて、私は過去にこんな記事を書いている。

 

hotelsekininsya.hatenablog.com

 

要するに私は本音では、衛生上の理由ではないが、三角折りなど不要だと思っていると言うことを書いていたわけだ。

 

であるから私はこの流れが進むのであれば、大賛成だ。ホテル客室清掃に関わる人たちが「綺麗に見せたい」と思うのはなるほどいいことである。だから、三角折りする限り、「綺麗に折れ!」と指導するのも仕方あるまい。だが、よくよく考えて欲しい。例えば冒頭で示したような衛生上の問題を考えると、清掃作業であちこち触れた手で三角折りをわざわざすることは感染を広げる、あるいはまた逆に自分自身が感染してしまうことでもありはしないか。

 

もちろん、現実の話をすると、これは結局のところイメージ・心象の問題ではある。病院ならば院内感染という厄介な問題があり、免疫力の落ちた患者さんに集団感染して大問題になることが度々あるから神経質に対応せざるを得ない。だからなるほど病院では三角折りはしないことにしておくという工夫も必要だろう。病院は見た目じゃなく衛生上の観点で可能な限り綺麗でなければならない。だがホテルはあくまでも見た目を中心とした印象がまず第一で、世間的な認知がない限り三角折りは続く。

 

でもね、三角折りそのものが印象・イメージだけの存在に過ぎないんですよ。私は三角折りはだから大っ嫌い。清掃しましたって印だから必要? 何言ってんのさ、三角折りなんかなくたってちゃんと毎日清掃してるじゃん。あるいは逆に三角折り出来てたって不備がある場合があるわけでしょう? 上の過去記事でも書いたけど、あなた家の掃除でも三角折りしてますか?普通しないでしょ?

 

私は別に綺麗に見せる工夫を否定したいのではない。ベッドだってビシッと皺なく貼るべきだし、タオルだってバシッと見栄え良く折りたたむべきだし、並べたり揃えたししなきゃならないものはそれこそミリ単位(は言い過ぎかw)でビシッと合わせる、みたいな努力は大好き。でも三角折りは別。単にみんながやるから仕方なくやってるだけとしか思わない。正直、清掃業界で三角折り程無意味な作業はないと思ってる。

 

とにかく、三角折りがなくなる方向に進めばいいのになぁと思います。

取れない汚れ(?)をどうやって取るのか。

現場責任者として会社にホテルへ放逐されたみたいなものだから、そのぶん結構自由にさせて貰った。契約仕様のこととか、これはやるべきかあるいはやらない方がいいのか、色々と多方面に考えなくちゃならない面もあるものの、私は可能な限りなんでもやってみたい性質なので、ホテルの仕事ではないが過去には床面自動洗浄機をメーカーに頼まずに自分で修理したり挙句の果てには改造までしたりしている。クソ高い出張修理費を払うより自分でできるならやっちまえ!みたいなw

 

さて、ホテルでも毎日する普通の清掃作業では対応できない汚れなどをどうするか?という問題がある。もちろん、例えばベッド下除塵作業などなら特別清掃費を頂くという形で、会社から作業員を入れて貰って対応する、あるいは清掃では対応が困難な家具などの経年劣化に伴うものなどはホテルの方に対応してもらうなど、現場でやらなくていいという切り分けもあるわけだが、稀にどっちにも切り分けが困難というか、頭を悩ませるような問題が生ずることもある。

 

例えばうちのホテルでは、どーしても取れないカーペットの染みという問題に対応を求められたというか、普通にやるならもうカーペットを部屋ごと張り替えてしまう以外にない(※タイルカーペットじゃないから)というそうそう簡単にはホテル側としても予算承認できないような問題があった。私はその頃は、ただの現場応援としてチェッカーかメイドをしに来ていただけだったのだが、たまたまうちの会社の担当者とホテル側の人がそのカーペットの取れないシミについて協議しているその場に居合わせた。

 

実は、建築当初に余ってた資材を保管している場所を私は何故か知っていて、そこにその部屋のカーペット資材があることも知っていた。だからふと思いついたままをそこで私見として言っただけなのである。「そこだけ切り取って張り替えればいいんじゃないですか?」って。うちの担当者とホテル側の人は「え?そんなこと出来るの?」ってびっくりしてたな。いや、私も本当に素人考えで思いついただけで、職人でもないからそんなこと知らんしw

 

まさかホテル側もそれを大真面目に受け止めるとまでは全然思わなかったのだが、是非やってほしいと言い出しっぺの私にそのテスト施工の依頼が。しゃーない、じゃぁやってやろうじゃねぇかと、カーペットの部分張り替えやりましたがな。想像したよりもちょっと難しかったし、どうしたって切り貼りしたその境界線はくっきり見えてしまうという結果になったがホテル側はそれでいいと承認された。実は、私は内心「特別作業費としてうまくいけば金取れる」と思ってたんだけど、当時の担当者がサービス、つまり無償でやると決めてしまい、以降、同様に取れないシミを消したい時は全部サービスでうちの会社が切り貼りする羽目になってしまった。下請け根性のだらしなさというか情けなさというか・・・。でも、私はそれにもめげず、応援当時から思いつくことは何でも色々と考えて提案したりして来たので、別の部分で別途費用としてお金貰えたものもいくつかあるから営業にはなったのかな。

 

で、支配人がその応援当時から私のそういう性質をよく覚えてらして、私が責任者になると無茶なことも色々言って来ました。私に頼めばなんかいいアイデアが湧き出てくるとでも思ってたのでしょうかねw 壁紙が剥がれたところを修繕しないで何とか出来ないか?とか言われた時には即座に「無理ですっ!」と断りましたが。ただ、出来るのであれば何とかしたいなぁというのは支配人と共通認識は持っていたので色々やりましたね。例えば壁紙じゃないところの壁の部分の取れない汚れを「百均とかで売ってる塗料スプレーでごまかせるんじゃないっすか?」と冗談交じりに提案したら翌日、速攻で支配人が百均の塗料スプレー買って来て、自分でテストされて、「うまく行ったので後はよろしく!」とニコニコしてそのスプレーを私に渡されましたw

 

そんな様々な試行錯誤の中で、ダントツにあげたいのがこれ。

 

item.rakuten.co.jp

 

ステンレスって「熱焼け」ってのがあって、熱で色が変色してしまうんだな、これが。で、ホテルの客室内でステンレスで熱焼け起こすものといえば、電子ポットや電子ケトルなどの湯沸かし器。直接火を使うものなんてないと思うのでそんなにひどく熱焼け起こすわけでないけど、それでも微妙に熱焼けを起こして徐々に見栄えが悪くなっていく。で、神経質なお客さんがアンケートに「ケトルのステンレス部分が汚い」とか書きやがるw 支配人も当然私に「何とか君の力でどうにか出来ないのか?」とか根拠なく言ってくるw

 

もちろん私も、それが出来るなら何とかしたいとは思ってたんだが、当初はステンレスの熱焼けだなんてことすら知らなかった。ただ、私もかなり諦めが悪いので、色々調べてたらどうやらそれがステンレスの熱焼けというものであることが判明し、たどり着いたのが上の商品な訳です。試しに買ってみてやってみてびっくりするくらい簡単に熱焼けが取れました。あまりに簡単に取れるので、全客室のケトルの熱焼け取り・・・は使い切っちゃった時点で諦めたけどね。安いから私費で買っただけだしw でもこれ一個でかなりのケトルを処理できました。

 

一般的な市販商品ではどうもこれしかないみたい。実は、うちの会社の取引先問屋にも熱焼けを取れるのなんかないか?と別の試供品もらったけどそれだと全く効果なし。ま、単に美観の問題だけだからそんなにニーズはないんでしょうね。でも、上の商品の効果はこういうケースに限り絶大とは言えるでしょう。いやーほんと熱焼け取るの楽しかったなぁw

 

というわけで、今回はなんかためになるという話ではなくて、単なる自慢話に過ぎなかったですけど、諦めず色々探求してるとどうにかなることも結構あるというお話でした。でもできればお金をきちんと貰うようにしましょうね!

メイドはきついよ。でもメシは美味いよ!

 

hotelsekininsya.hatenablog.com

 

こんな記事自分で書いておきながら、私という人間はいったい・・・・

 

いえね、最近はもう責任者の業務自体は別の人に任せてほとんど応援で清掃に入ってるんです。その方がずっと精神的に楽チンだからさ。ストレスはないしあんまり考える必要もないし、その意味では滅茶苦茶楽です。その上責任者やってたから清掃でやらなきゃいけないこと全部頭に入ってるし、ほんとに嘘みたいに楽。

 

だけど、メイド作業は肉体的にはかなりきつい(笑)。いやもうマジでみんな良くやるなぁと感心します。責任者故に一切手抜きなしでやってるからかなぁとも思いますが、毎日あまりにも御飯が美味しく食べられるので、それはいいことだけども、そんだけしんどいってことでもあります。

 

うちのホテルは一室一人清掃で、その後をチェッカーがチェックするって体制でやってるんですけども、こんだけ何から何までを所定の時間でクリアしなきゃいけないって鬼か?と自分が責任者の立場なのにそう思ったり(笑)。しかもやっすいあんな給料で(私はメイド給与じゃないけど)。賃金の話はこのブログで何度もしてきたので今更多くは語らないけど、常識的に考えて無理っす。求め過ぎにも程がある。

 

ただ、「今日も一日頑張ったなー」っていう実感はなかなか得難いという気もしますね。びっしっとベッドを張って、他もほぼ完璧に綺麗にして、って作業は気持ちいいものです。それを予め自分で決めた所定の時間内にこなせたりすると、なんつーかな、ちょっとした満足感がある。単純な作業だけど、しかし、なかなか他の仕事ではあんまり得られない満足感かもしれません。清掃の仕事って客室清掃以外にも色々ありますが、客室清掃は毎日非常に高いクオリティを求められる事が多いと思うので、その意味では達成感は高いんじゃないかなぁ。

 

それに、「ご飯が美味しい」っていうのは最高ですね。一生懸命仕事して、くたくたに疲れて帰ってきて、夕飯を美味しく食べられるって何物にも変えがたい瞬間かもしれません。これで給料さえもっと良かったら何も言う事はないのに(笑)

 

・・・というわけで、私が最近ハマってる、自分ではてなブクマしたレシピタグからおすすめレシピを紹介。

cookpad.com

 

これ中毒性高いです。カレー粉を色々と変えてみると風味も違って楽しめますよ。

 

saruwakakun.com

 

こちらは最近のブクマなのでまだ全然試してませんが、簡単に作れるっていいですよね。

 

www.hotpepper.jp

 

これ、ピーマンの奴、大ブームになったそうですが、早速試して見ましたがほんとに簡単でいくらでもご飯が食べられます。何より超簡単。

 

では、ご飯を美味しく食べる為に皆さん頑張りましょう!w

客室清掃責任者に必要な資質。

私の前任者は、常に神経ピリピリ過敏な気性の激しい人だった。簡単に言えばビシバシ怒りまくるのがイコール指導、みたいな。だから、いつも現場はピリピリ、とにかくその前任者の責任者を怒らせてはダメだ、あるいは怒られるのは嫌だ、と言う空気が支配しているようなところがあった。

 

そんな人だったが、神経過敏症でかつ責任感も結構あったから、その為に過大なストレスを抱え込む羽目になってしまい、うつ病を罹患してしまうことになる。それで、とうとう現場にあまり来られなくなってしまい(体が実際に体調不良を起こしてしまったらしい)、それで私が引き継ぐことになったのだが、私はどう言うわけかうまい具合というか、前任者とは性格が真逆で、かなり鈍感だし、気性はいたって常に平静だし、それでうつ病に至ることなく現場を楽しめたのかもしれない。責任感? 自分でそれを評価するのは困難だが、前任者ほどにはなかったのは確かだ。

 

だって極端な話「謝ったら済むだろ」というくらいにしか思ってなかった・・・というのは極論にしても言い過ぎだとは思うけど、私は謝ることに対してはそんなに苦痛だとは思わない。今まで散々謝り倒してきたからね、色々と(笑)。現場責任者をする前にマンション管理担当者をやってて、担当したマンションの理事会におっそろしく怒りまくる声のでかい理事がいらっしゃいまして、その人に散々怒られた経験が生かされたのかもしれません。もはやその理事に対してはいかなる反論も許されず、どんなに理不尽でも謝るしかなかったもんね。どうか気を鎮めてくださいませと何度祈る気持ちになったろう(笑)

 

じゃぁ、私のような鈍感で謝ることにも抵抗のないような人間がホテル客室清掃現場の責任者に向いているのであろうか? 私はそれはちょっと違うという気がしている。私は単に器用になんでも無難にやっちゃうタイプなだけで、それは向き不向きとは違う。私自身は、向き不向きで言えば前任者のようなタイプの人の方が客室清掃責任者に向いているように思うのだ。

 

というのは、私は私で大変だったからだ。私は怒るのが大の苦手だから、ない知恵を本当にカラカラになるまで絞りまくる必要があった。怒らずに現場をよくするなんて、自分で言うのも変だが、めっちゃくちゃ難しかった。怒ることの出来る人ならば一発ビシッと怒れば済むところを、私は何時間も場合によっては何日も頭の中で考えて解決方法を考え出さねばならなかったのである。でも、感情に任せて怒ると言う技に長けた人ならば、そんなに考える必要もなかろう。瞬発力さえあればいいのだ。喩えて言えば、ビシッと怒ることの出来る人はロケットかジェット機のようなもので、私は旧型複葉機かはたまた飛行船のようにのんびりとしか出来ない。

 

だが、客室清掃は待ってくれるわけではない。さっさと一つ一つの問題をやっつけていく必要がある。となれば、色々思案して時間をかけて解決していくなんてよりは、ドカンドカンと爆弾を落としていく、みたいな方が客室清掃責任者の資質としては合っていると思うし、むしろ必要なんじゃないかなと思う。で、現場に常にピリピリした緊張感を発生させて、みんなに仕事をしてもらう。そうしないと、働いている人には申し訳ない言い方だが、例えば手抜きが横行してしまいかねなかったりすると思うからだ。人間誰だって楽したいのだからね。私は手抜きをある程度認めつつ、クオリティを落とさない、向上させよう、だなんてとてつもなく面倒なことをやらざるを得なかったのだ。

 

なんだか自己否定みたいになったけど、とにかく私は私で本当に大変だったからね。こんなの真似すべきじゃない。客室清掃責任者はきちっと怒ることが大切だと思う。ただ、一つだけ自己肯定すべきだなぁと思うのは、「諦めない」ことだと思ったりしてる。実は前任者は諦めが良すぎると言うか、ダメな人をすぐに見限って辞めさせたり、出来ないことはスパッと「そんなの無理」とか、あれは良くないなぁと思ってたんだよね。一見ダメそうに見える人でも、実はそうでもないと言うことはよくある。もちろん、本当にダメな人はいるけど、この人手不足業界でそんなに諦めよくスパスパ切ってどーすんの?とは思ってたからね。

 

ともかく、諦めが悪いと言うのも必ずしもダメってことではないのだ。これに関してはいずれもう少し詳しく書くつもりです。

「ホテルの客室清掃ってキツイですか?」について思うこと。

一般的に言えば、・・・・そんなもんやってみるまでわかるか!www

 

ホテルだって千差万別、人間関係やら、あるいは働く内容とかとにかく色々と諸条件が違うことは当然だし、それにやる人自身の向き不向きなど、なかなか一般的な回答は実は難しいのだ。なのに、ネットなどでは「ホテルの客室清掃ってキツイらしいよ〜」とか一般的な回答が蔓延っているようで困る。

 

辞めると決めて今はまだ私が在籍しているホテルだが、働いてる人によってすら違うんだからね。一番遅い人の倍以上の部屋数をその遅い人よりずっと早く終えて、じゃぁ部屋はどうかというとバッチリ綺麗にしているという化け物みたいなAさんはちっともきつくないらしい。何せ、朝、子供を保育園に預けてからホテルで働き、それを終えると大手百貨店の食料品売り場で働いて夕方子供を迎えに行き、という生活を週休1日でやってのけているんだからね。

 

また、ホテルを十把一絡げに全部一緒みたいにいう人がいて困る。まず、ホテルの形態の違いというのがある。ビジネスホテルとシティホテル、あるいはリゾートホテルなど形態が違うだけでやり方もかかる時間も何もかも違うと言って良い。「私は1日15部屋」「え〜?そんなにできないよ。私はせいぜい7部屋だからあなたってすごいね」という会話はホテルが違うと成り立たない意味不明な会話と言って良い。いやマジでそんな会話をネットで見ました。あのな、ホテルって日本じゃ1万件くらいあるんやぞw

 

さて話は少し変わって、私は最近、ほぼ毎日チェッカーをやっている。責任者をやる以前、応援でホテルに呼ばれて来ていた時期にもずっとチェッカーしてたけど、チェッカーを終えてからも他の仕事のために会社に戻らないといけなかったためとにかく速攻で終わらせる必要があった。だから応援当時はかなりキツかったのを覚えている。何せホテル内だけで毎日一万五千歩くらい歩いてたから(わざわざ万歩計で測ったのだw)、ヘトヘトヘロヘロ。

 

それがだ、今はその応援当時よりもさらに早くチェッカー出来るようになってて、しかも全くしんどくないのだから自分でも驚く。責任者業務を経て身につけた知識に物を言わせている部分もあるのだろうけど、以前の応援当時は正直手を抜いてたが(手抜きしないと次の仕事に間に合わない)、今は全く手抜きせずにやってる。とにかく、全然楽チン、正直、チェッカーがきつい仕事だなんて信じられないくらい。あまりにも早くやってしまうので、他の人から怪しまれないかと思い、こっそり最後の部屋で時間潰しにテレビ見てくつろいでたりする(こらこらw)。

 

メイドもするが、私はベッドがあんまり上手じゃないのでスピードは並と言ったところだけど、これも別にしんどくはない。まぁ、上手なメイドさんは上手に手抜きしてることも知ってるけど、責任者故に手抜きできない体になってしまったのでスピードは致し方あるまい。とにかく肉体的にも精神的にもチェッカーもメイドもあまりにも楽すぎる仕事としか思えなくなってしまった。

 

ここで「それは責任者業務がすっごく大変だからでしょ?それと比較しちゃうんじゃない?」と思われるかもしれないが、実のところここ一年くらい責任者業務も全く大変なものではなくなってしまっていたのが偽らざる感想。・・・そもそも私は、きつい仕事は楽になるように努力を積み重ねて工夫しまくる、というのは身に染み付いてしまっておりまして、実際のところ人手不足によるキツさからは解放こそされませんでしたが、それ以外の部分ではほんと気楽に仕事しておりましたのです。

 

話は脱線してしまいましたが、ともあれ、どんな仕事だってうまく馴染んで慣れちゃえばきついということはそんなにないと思います。なのでもしかしてGoogle検索で「ホテル 客室清掃 キツイ」で悩んでいてここに辿り着かれた方は是非一度客室清掃の世界で働いて見てください(笑)