ホテル客室清掃のお話。

ホテル客室清掃についての色々な話を、現場作業から現場責任者、担当者まで経験してきた人が語るっていうブログです。

皆様の検索語にお答えする。

PVなんて全く期待しないで適当に書いているこのブログ。でもグーグル先生はPVを上げる為のお手伝いを自動的にやってくれてるみたいだ。いやほんと、マジで全然気にしてないんですよ、読んでくれる人がいたら嬉しいかも?程度にしか思ってません。私は文章が上手じゃないし、書ける事も限られてるし、物凄くマイナーネタだと思うしね。

 

で、はてなブログアクセス解析をボーっと見てたら、色んな検索ワードで引っかかっているようで、もしかして検索ワードピッタリ期待のお答えでもできればなぁと考えた次第。

 

  • ホテル責任者

 検索ワードトップは現時点で28%のこれ。このワードに何を期待しているのか、よく分からない。ホテルの責任者と言えば支配人とか総支配人になるわけだし。しかし、もし、客室清掃責任者という意味での検索ワードなのであれば、もしかすると就職希望としてなのかもしれない。だとすれば、「止めておけ」と言いたいところではあるけどもw、ホテルによって個々に事情は異なるだろうし、私のように一時期ほんとに死にそうになるほどきついということもない場合もあるだろうとは思う。

 

 私の経験なんてほんと微々たるものでしかないわけだけど、責任者にも色々ある。私はほぼ責任者業務べったりで客室清掃作業するのは人がマジでその日に絶対数がどーしても足りない時くらいなものであるけども、客室清掃しつつ責任者ということもある。ビジホなんかではそのパターンが多い。さすがに数百室規模になってくるとそれではコントロールしきれないので専任責任者が必要になってくる、と言うような感じだと思う。で、責任者の主たる仕事は多分大抵はシフト調整や人員の配置だろう。これも世には色んなホテルがあるので色んなパターンがあり、決まりきった形というのはあまりない様に思う。後は、事務的仕事や雑務とかクレーム対応みたいな感じだろうか。ともかくも、会社やホテルごとに色んな形があるとは思う。いずれにしても、フロント・支配人といったところと客室清掃を結ぶ要の仕事ではあるのでそれなりに責任は重いというのは共通するところではある。

 

 とまぁ、ホテル客室清掃の責任者についてご質問あらばコメント欄とかでもいつでも引き受けますよ~。

 

  • ベッドメイク デュベ 早い やり方

残りの検索ワードは横並びで4%。しかし、どれもこれも曖昧というか、何を期待しての検索ワードなのかはっきりしない。その中で唯一はっきりしてたのがこれ。やっぱ、客室清掃で肝心なのはこれだよねー、みたいなw

 

さて、デュベとは何かというと、布団をくるんでる、家庭では布団カバーと呼んだりしているもののひとつで、横入れタイプと縦入れタイプがある。横入れとは文字通り、デュベの横から布団を入れるようになっているもので、縦入れはベッドの下というか裾の方から入れるタイプでこちらが一般的である。作業効率からいうと、もちろん慣れはあるけども、どちらかと言えば縦入れのほうが早い。横入れの場合、デュベの穴の開いている方のサイドから布団を入れていくのだけども、穴の位置・大きさがちょうどデュベ長の半分少し程度しか空いていないので、デュベの四隅に布団を合わせていく必要がある。しかし縦入れの場合は裾サイドが全て空いており、そこから上手く一気に入れる方法を覚えてしまうと頭のほう2箇所を合わせるだけで済むので効率がいいのだ。

 

ではどうやって一気に入れるかというと、絵でも書いたほうが早いのだけど、文章で説明すると、

  1. 先ず、シーツを張ったベッドの上にデュベをきちっと最終的にその位置になるよう広げる。
  2. デュベの裾、下側になっている方の布一枚の真ん中をベッド下にベッドの重みで挟むように入れ込む。
  3. 順番的には1より先に、使用済デュベを剥がした後、布団を縦に3等分した二箇所で左右を内側に畳み、頭となる方から裾の方までくるくる丸めてしまう。この時出来るだけきつめに丸めるのがコツである。
  4. 3の状態の布団の裾の方をベッド下に膝で動かないように挟み込み、デュベの裾、上になるほうの布を上に振ってデュベの中に空気を入れると同時に、布団を一気に勢いをつけるようにして頭の方まで入れ込んでしまう。
  5. 後はデュベの中で内側におっていた布団を広げていって、頭側の隅や横側などをデュベに会うように整え、所定の形(※これはホテルにより様々みたいである)に整えれば完成である。

でも大体、知ってる人は同じことを全世界共通でやってるに違いないとは思うのでw、釈迦に説法かもしれないね。

 

ただ、若輩な私の経験から言えることは、ベッドメイクする際は上に行ったり下に行ったりと移動して作業するわけであるけども、どの位置に行ってもそこでする作業は一発で終えるようにする、に尽きると思う。つまり、何度も何度もやり直したりするから時間が掛かるのであって、ベッドメイクなんて決まりきった作業なんだから、早くやろうと思ったらもう徹底して一発で決めると意識して熟練していく他ないと思うんだな。例えば最後の方でセットする枕を予め何処に置いておいた方がいいかとか、新しいシーツやリネンが洗濯でどの程度縮んでいるかとか、それらのことも含めて色々と経験しながらどうやればいつでも一発で決められるか、ってことを常に意識するって事。そうすりゃ後は頭と体が勝手に憶えてくれると思うよ、うん。

 

あと、もし、シーツやデュベなどがリネン屋さんが綺麗に折りたたんでくれてなくていらいらしたりムカつくんだったらリネン屋さんにクレームつけましょうwww

 

てことで今日はこんな感じで。