ホテル客室清掃のお話。

ホテル客室清掃についての色々な話を、現場作業から現場責任者、担当者まで経験してきた人が語るっていうブログです。

今回はちょっと真面目に(今回だけかも?w)。

前回に引き続きアクセス解析見てたら、・・・ん?、アクセス元サイトとしてあの2ちゃんねるからの流入を確認した。で、そこからどこのページを見てるかというと、

 

hotelsekininsya.hatenablog.com

 

という記事になっていた。いったい、2ちゃんねるのどこの板のどこのスレッドかまではアクセス解析からは分からない(スレッド読みたいのだけど・・・)が、2ちゃんねるにリンク張った人がいるのか、それが影響してかアクセス数が少し跳ね上がってるようで、プチ嬉しい。

 

にしても、2ちゃんねるって懐かしいなぁ。かなり昔に入り浸っていたことがある。かつての「電車男」みたいな盛り上がりは楽しかったなぁ。最近は、はてなのホットエントリー入りするまとめサイトくらいしか見ないけど、あそこ今どうなってんだろう? 

 

でも、ちょっと不潔不潔と強調しすぎたかもしれない。そりゃグラスやカーペットに多少は問題があるかもしれないけども、シーツ類やタオル類は基本的にはクリーニングしたのと替えてるわけだから、その辺はある意味清潔さが保証されてるんだしね。それにメイドさんは毎日頑張って清掃しているんだから、不潔という言い方は失礼だよね。ごめんなさいです。

 

さて、今日はいつもと比べて少し真面目に話します。正直、今までちょっと不真面目が過ぎた部分がありました。それを別に反省しているというわけではありません。そもそもそういうスタイルでブログを進めるのが本意ですし、糞真面目に書いても面白くもないでしょうから。ただ、やはりこれは仕事ですし、仕事である以上、私は真摯に取り組まなければならないと心掛けてます。「真摯」という言葉は、数年前にベストセラーになった『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』に出てくるドラッカーの著書にある言葉で、なんかその言葉がグッと胸に刺さったんですね。

 

 

私は割と感化されやすいタイプの人間で、これを読んだ当時はかなりハマってしまったものです。今は内容すらも忘れてしまいましたが(笑)

 

真摯という言葉は辞書をひくと「真面目に、熱心に」とあります。今の会社に入る前の会社では、私は到底仕事に対して真摯ではありませんでした。なにか上手く行かないことがあるとすぐに上司や部下のせいにしたり、あるいは取引先のせいにしたり、仕事そのもののせいにしたり、いい加減で投げやりで、スケジュール管理も出来ず、言い訳ばかりして、ろくな人間ではなかったと思います。仕事も全然面白くありませんでした。

 

だけど今の会社に入って、前職とは全く違う世界でしたけど、それが新鮮だったのか、不思議とどんな仕事でも一生懸命取り組むようになりました。自分のいい加減なところはまだまだ自分に残ってると思いますけど、とにかく一生懸命やってきてるように思います。それがどうしてだか今もよくわかりませんが、ビルメンテナンス業の特に清掃分野は頑張ったら頑張った分だけはっきりと結果に出るからだと思います。掃除すればするほどピカピカに綺麗になる快感、とでも言うのでしょうか。

 

例えば床清掃というのがあります。床を洗剤撒いてポリッシャーかけて磨いてワックスを塗布する、という単純な作業ですが、実際何度も何度も場数を踏んでいくと、これほど単純な作業なのに実に奥が深い。洗剤の種類や使い方変えるだけで結果も変わってくるし、ポリッシャーの扱い方もいろんな工夫の仕方があるし、ワックスだってただ塗ればいいってもんじゃない。日常清掃にしたって、例えば管理の仕方で全然違ってくるし、ただ箒で掃いて掃除機で吸ってゴミ捨ててモップで拭いて、ってだけでもその一つ一つの作業もやり方次第で結果が変わってくる。

 

掃除って、仕事の基本みたいなところがあります。もしかするとありとあらゆる仕事のほんとに基本なのかもしれません。前職での失敗は、つまらないと思えることだって一生懸命やれば決してつまらないことではなくて、真摯に取り組めば取り組むほど面白く出来たのに、それに気付かなかったからだと思います。やっぱり仕事って結果が最も大切なのです。結果さえ良ければそれでいいというのではありません。自分が努力した分だけしっかり結果を得ようとすること、或いは自分が得たい結果を明確にし、それを目的に仕事をすること、言葉にすればそういうことなのではないかと思ってます。そこが仕事の本当の面白さだと最近つくづく思ってます。

 

なんだか、実に私らしくないほど糞真面目な文章書いてますね(笑)

 

でも、今現場責任者を勤めてるホテルの客室清掃ってほんとに色んな意味で難しいので、いっつもへこたれそうになってしまいます。なっかなかそう簡単にはうまく行きません。でもね、今日、これまでの不備を自分で取りまとめてて、ふと気付いたのですが、細かい一つ一つの取り組みがほんとに少しずつですけど成果の兆しをはっきり示してたんです。あの類の不備はあれっきり全く出てないとか減ってるとか数字にはっきり示されていたのですね。やっぱりこうなってくると、仕事って実に面白い。

 

それが・・・・お金に結びつくのであればなおさらいいのですけどね(笑)