ホテル客室清掃責任者というお仕事

とあるホテルに客室清掃責任者として常駐しています。毎日クソみたいに忙しいです。お暇を誰か下さい。

普通とは思えない現場責任者の私・・・・はぁ。

こんな時間にブログ記事書いてる私はどうなのか。何を考えているのか?他にやる事いっぱいあるじゃないか!ふざけてるのか!給料払わんぞ! と私が上司ならクソミソに怒っている事であろう(笑)

 

ええ、もちろん暇じゃないんですけどね。でも一応言い訳しておくと、ちょっと待ち時間が発生してしまいまして、その合い間にと思った次第。

 

こんな感じで、自分のこと、とても普通のホテルの客室清掃の現場の責任者、とは自分自身思えません。前々回、パソコンでVisualBasicのプログラムまで書く現場責任者はおそらく日本に私しかいないであろう、と書いたけど、それ以外でもそう思うことはたくさんあります。

 

とにかく優しい(笑)。メイドさんやその他のスタッフに滅多な事では怒りません。普通のホテルの責任者なら、不備出されたりしたらメイドさんとかに厳しく叱責すると思う。私、それ出来ないんです。そりゃね、注意くらいはします。でもね、その時でもこんな感じ。

 

責任者「Aさん、昨日、部屋にゴミが落ちてたって」

メイドA「え?そうなんですか?申し訳ありません」

責任者「いやいや、ミスは誰でもありますよ。今度から気をつけてね」

 

みたいな。お前それは甘すぎるだろ?って思いませんか? でもね、ミスは誰だってやりたくてやってるわけじゃないでしょ? その人が普段からかなり問題のある人なら実は逆に辞めさせるくらいの勢いで怒る事はありますが、この現場基本いい人ばっかだもん。・・・え? だから愛のムチを与えるべきだって? そんな甘くしてたらメイドさんの為にならないって? だって、出来ないんだもん(T_T)

 

あのね、不備不備といいますが、実際のところほんとにそれが不備なのか、突き詰めて考えるとよく分からないんです。どういうことかというと、おそらく不備として挙がってくる事実の中には多少なりともお客様の勘違いとか或いはお客様が入ってから何らかの事情で汚したりしたものなどがあるみたいで(実際そうだったと後で確かめる事が出来たものも多い)、ほんとにメイドさん達のミスなのかどうか証明が難しい場合も結構あるのです。

 

いや、そういう場合があるとしても、不備といわれたら不備と一旦認めるのが客商売だろ、という意見はもちろんそうなのです。それが不備を減らす為の材料にもなるわけだし、「我々がやったのではない!」みたいな偉そうな態度はすべきではありません。ていうか、それは分かってるんです。分かってるんですけど、やっぱ、もしかしたらやってないかもしれない可能性もある不備で、そんな、メイドさんを責めるだなんて私は出来ないんですよ。可哀想だもん。結構深刻に受け止める人だっていますし、人間なかなか失敗を前向きに考えるとか、出来ないものです。

 

そんなわけで、怒るのが下手な私は上のような言い訳を自分にしてるくらいで、非常に情けない責任者なんです(笑)。多分厳しい厳しいホテルでそんな現場責任者はあんまりいないと思います。でもそれくらいだったら、まだそんな人は他にもいるかもしれませんが・・・、私、自分で出来る事は何でもやっちゃいます。例えば、客室においてあるような印刷物で、自前で作れてしまうようなものは、フロントさんに頼まずに自分で作ってしまったりします。え? 余計な仕事自分で増やしてどうするんだって? だって、フロントさんだって忙しいの知ってるし、メイドさんたちだってなかったら困るだろうし、自分で出来るんならこっちでやっちゃおうかなーとか。

 

それが単にコピーで済む程度のものじゃないんです。パソコンで色々と細工しないと出来ないものでさえもやってしまいます。細かい話ですが、用紙の質まで、わざわざ自社に発注させてまで用意してもらって作ります。なんでそこまでするんだー?って? だって、だって、それって結構楽しいし(爆)。ほぼフロントさんが用意するのと区別つかないくらいの品質で作ってしまいます。作ってるのバレたら嫌だし(笑)

 

流石にそんな現場責任者は日本広しと言えど私しかおらんだろ。

 

その上、掃除機の修理、備品類のちょっとした修理、メイドさんたちに全体的に指示する為の資料(結構凝ります)作成、他、色んな事も出来る限りでやってしまいます。お前そんなことばっかりに手間掛けてるから不備減らんのとちゃうか? と自分でもそう思ったりもします(笑)

 

基本、仕事は楽しまないといけない、というのがもう信念みたいになっててね。だからこんなブログ書いたりしてるのかもしれません。一円の金にもならんのにアホですな(笑)