ホテル客室清掃のお話。

ホテル客室清掃についての色々な話を、現場作業から現場責任者、担当者まで経験してきた人が語るっていうブログです。

ホテルの客室清掃責任者になってみようかな?という人へ。

以前こんな記事を書いた。

 

hotelsekininsya.hatenablog.com

 

この中で、

しかし、もし、客室清掃責任者という意味での検索ワードなのであれば、もしかすると就職希望としてなのかもしれない。だとすれば、「止めておけ」と言いたいところではあるけどもw

のようなことを書いた。でもね、ものすごーーーい極論だけど、人間頑張れば何だって出来ると思うよ。

 

私もそこそこの年齢になったけど、結局、気持ちの持ち方みたいなところが一番大事なんじゃないかな、と。そりゃ仕事だから不安もあれば焦りもするし、辛い苦しい時もあれば、悩む事だってあるし、人間関係がなかなか上手く行かないとか、成果をなかなか挙げられないとか、或いはまた失敗して、ミスして、こっぴどく責められて泣きたくなる事だってあるし、怒りまくる事だってあるさ。

 

だけど、何とかしようと思えば何とかなるんです。この「何とかしよう」という気持ちさえ失わなければ、仕事はどうにかなるんですよ、マジで。それはどんな仕事だって当てはまると思う。そりゃね、矛盾した言い方かもしれないけども、どうにもならない事はいっぱいあります。例えばホテルならば多くのホテルがおそらく人員不足に苦しんでます。そういう状況で人員不足が何とかなるか?と言われりゃ、そらまぁ、そう簡単にはどうにもならんでしょう。場合によっては、人員不足が悪化しすぎて、最悪、全部屋清掃できなくなる場合もあるかもしれない。

 

でもね、もしあなたが清掃責任者でそんな事態に陥ったとしても、そうなるまでにやるべき事は全てやったと自分自身に言えるならば、それで良いと思うのです。あなたは最後まであきらめずに「何とかしよう」と思った、そして頑張った。そうやって自分に悔いる事が本当に欠片もないのであれば、私はそれで良いと思います。実際、私はかつてそんな日が一日だけあり(5人も当日欠勤が出たから)、ありとあらゆるところに電話連絡し、必死で全部屋清掃しようとしたけど、どうしてもあと数室が絶対に不可能なところまで行って、フロントさんにお詫びしまくって頼み込んで、そのあと数室を売るのを諦めてもらいました。・・・・そんな形でも「何とかなった」んです(^^;

 

仕事って、どんな仕事でも多少なりともそんな部分あるんじゃないでしょうか? 新しい仕事や新しい会社、或いは職場に勤めようと思ってる人が、どんな仕事だろう?、どんな会社だろう?、どんな職場だろう?、のように不安に思うのは誰だってそうです。もちろん中には、あなたには難しい仕事もあるでしょうし、向かない仕事だってあるとも思いますが、虎穴の喩えじゃないけど、結局はやってみないとわからないと思います。逆に自信のある人が、その自信をこてんぱんに打ちのめされて、諦めて辞めてしまうてことだって普通にあります。かつて、このホテルにうちの会社が入ってくる前にいた責任者は、確か、その前に結構有名なホテルの責任者やってた人だったんですけど、2年で辞めてしまったそうです。理由は、あまりの不備の多さに耐えかねた、らしいです。滅茶苦茶細かくて怒るとかなり怖い人だったそうですが。

 

多分、どこの客室清掃責任者だって大変な仕事だと思います。でも、「何とかしよう」と言う気持ち、モチベーションをあなたが持ち続ける事が出来るかどうか、一番大切なのは私はそこだと思います。・・・・・うわぁぁ、なんか良いこと言ってるなぁ(笑)

 

仕事の中身については、このブログに色々他に書いてきてるので、参考になさってくだされば幸いです。この記事は「ホテル 客室清掃 責任者」でググって来る人のために書きました(笑)