ホテル客室清掃業界は深刻な人手不足なのに観光収入だけは上がる?
前回記事が昨年九月だから、大体五ヶ月ぶりくらいかな?
気まぐれと言いますか、他にやりたいことややらないといけないことなど、色々ありましたので。ていうか例の小説、出しますよ\(^o^)/ 正式に決まったらこちらでもご報告いたします。
で、今回はこれ。
業界ではずっと前から常識中の常識の話ですが、なかなかある意味優れた記事で、この記事だけでよく読むと内部事情が透けてきます。
まず、前半で労働契約上の不正の話がありますが、表にならない話なので実態は不明ですけど、大なり小なり不正はあるんじゃないでしょうか。不正しないと人が足りなくなって清掃完了出来なくなるわけですが。他、書いてない話ではあるけど、この業界で有給貰えてるなんて聞いたこともないしね。
それで後半にはもっと腹の立つことがさらっと書いてあります。
ホテルも施設改修・維持費の負担が大きいため、客室清掃の委託料を値上げしにくい
はぁ? 客室清掃だって美観「維持」の目的もあるじゃないか。ていうか、委託料をもっと上げないから業者は人件費を上げられなくて、結果、人手不足を招いているんじゃないか。何を勝手なことを言っているんだろうか。もちろん、それでも引き受けるビルメン業者側の責任もある。だからビルメン業者側はどんどん値上げ圧力をかけるべきだし、実際そうなっている。
ただ、求人情報などを実際に見てみると、「はぁ? お前らそれで募集するって気が狂ってんのか?」としか思えないような賃金レベルでの募集もまだ続いているようだ。最早、業界で足の引っ張り合いをしている時代は終わったのだから、利益の出ないような、あるいは労働者を酷使・搾取するかの如き募集条件でしか受託できないのなら、受託しないで欲しいと思う。
何れにしても、「お願いだから安くやってね」の時代などとっくに終わっているとホテル業界は考えを改めていただきたい。